かんたん、シンプルなソフトウェアロボット「デジタル社員」の正体は”システム”ではなく”労働力”です
少子高齢化が進む日本において自動化、省人化は多くの企業が高い関心を持つテーマのひとつです。その中でもRPA、ソフトウェアロボットと呼ばれる領域がありますが、BMJではこの領域において「デジタル社員」というサービスを提供しています。昨年より既存のお客様にだけご提供を行っていましたが、今年、本格的な販売を開始いたしました。導入検討をされている中で、多くのお客様に「他社のRPA商品と何が違うの?」と聞かれることがよくあります。今日は弊社の「デジタル社員」が目指すソフトウェアロボットのビジョンについてご紹介をさせて頂きます。
実現したいのは働く人とロボットの共存共栄の世界
私たちは経営理念として”自動化で働く人を幸せにする”というものを掲げています。ソフトウェアロボットにおいても、この考え方は揺らぐことはありません。私たちが提供するサービス「デジタル社員」が目指しているのは働く人とロボットの共存共栄です。生産性を上げる目標を掲げ、それを達成するためにソフトウェアロボットを導入した企業の一部では、ロボットを中心にしたワークフローの変更、ルールの見直し、働く人の新たな知識の習得や、業務内容の変更などが行われています。無論、必要なこともありますが、多くは”ロボットを中心に考えた結果”として、働く人がロボットに合わせて右往左往しているという問題が生まれています。私たちが目指すソフトウェアロボットは、こうしたやり方とは一線を画したものです。働く人の仕事をソフトウェアロボットがサポートする。人がロボットに合わせるのではなく、ロボットが人に合わせていくという方法です。
”システムの販売”ではなく”労働力の提供”がコンセプト
働く人にとって好ましい状態を目指し考えた結果、たどりついた答えはシステム販売という考え方をやめるということです。新しい人材を採用するのと同じように、一人の労働者として採用してもらう。新しく採用された人材は、自分を中心に考えろ、やり方を変えろ、自分を学べと、そんな偉そうなことをいうことはありません。先輩の社員たちを敬い、学び、貢献しようと尽くす。この労働力の提供という考え方に基づき、機能、UI、価格、販売形態などを設計したのがデジタル社員です。
少し前までロボットというと、製造業などの工場で動くマシンをイメージされる方が多かったと思います。しかし、これから先は広く、様々な業界、職種の仕事をこなすようになるはずです。その時、ロボットがいることで働く人も幸せな毎日を過ごせている、そんな世界を実現するために様々な試行錯誤を今後も継続していきたいと思っています。